総務省消防庁は、2月1日付で通知した「平成30年春季全国火災予防運動の実施について(消防予第25号)」で、「住宅用消火器を始めとした住宅用防災機器等の普及促進」と「避難施設等及び老朽化消火器を始めとする消防用設備等の維持管理の徹底」を呼びかけています。
平成30年春季全国火災予防運動 ポスター
出典:消防庁ホームページ(http://www.fdma.go.jp/)
○ 住宅用消火器を始めとした住宅用防災機器等の普及促進
住宅用消火器の普及促進に関して、「住宅における出火防止や消火・避難等の対策には、安全装置が設置されている暖房器具及び調理油過熱防止装置、立ち消え安全装置などの安全装置が搭載された調理器具の使用並びに住宅用消火器、エアゾール式簡易消火具、住宅用自動消火装置、住宅用スプリンクラー設備などの設置が有効であると考えられることから、これらの普及について積極的に推進することが重要である。」(以上、消防予第25号より抜粋して引用)とあり、住宅火災に対する消火器具として第一に住宅用消火器が推奨されています。
住宅用消火器の普及を促進する広報ツールとして、住宅火災の基礎知識と住宅用消火器について解説した当工業会発行の小冊子「消火器のしおり・ご家庭に住宅用消火器を」がございます。また、住宅用消火器の普及を促進する映像資料として、当工業会作成作成の「くらしにプラス!住宅用消火器」がございます。ぜひご活用ください。(下の画像をクリックすると「消火器のしおり」PDFファイルが開きます。下の映像画面をクリックすると、Youtubeに公開している「くらしにプラス!住宅用消火器」の映像が流れます)
○ 老朽化消火器対策
老朽化消火器の廃棄・リサイクルに関しては、「老朽化消火器の廃棄・リサイクルに関する注意事項等についても、(一社)日本消火器工業会のリーフレット(消火器リサイクル推進センターのホームページ(https://www.ferpc.jp/)に掲載)等を活用して周知することが効果的と考えられる。」(※1)と、消火器リサイクルシステムが紹介されています。
さらに、留意・周知事項として、
「・長期間使用しておらず腐食の進んでいる消火器を廃棄しようとする際に、粉末を放出させるためレバーを操作しないこと。
・現在、廃消火器リサイクルシステムが確立されており、消火器を廃棄する際は、消火器リサイクル推進センターまで連絡していただきたいこと。」(※2)
ことなどを呼びかけています。(※1、※2は消防予第25号より抜粋して引用)
不用な消火器の廃棄方法は、下のバナー「消火器処分リサイクル方法はこちら」(消火器リサイクル推進センターHP)をクリックしてご覧ください。
このほか廃棄についての不明点や消火器リサイクルについてのお問い合せは、消火器リサイクル推進センター(電話:03-5829-6773 (平日9:00~17:00))までお願いいたします。